貸切バスを予約する際、身の回りにバスを運転できる人が居れば安くなるかな…という発想もあると思います。
この記事では貸切バスの運転手について詳しくまとめました。
目次
貸切バスは運転手なしで予約できる?
貸切バスは一般貸切旅客自動車運送事業許可を受けて営業している緑ナンバーの営業車となり、運行バス会社に所属するプロの運転手が乗務することと定められています。
バスの車両は運転操作が複雑で熟練の技と適正が必要なことから、マイクロバス以上の車両はレンタカーのように運転手なしでバスだけレンタルすることはできません。
仮に身内に大型バスの運転経験がある人が居ても、同様のお取り扱いとなります。
貸切バスの運転手は日雇い(バイト)が禁止されています
貸切バスはプロの運転手付きとなりますが、そのプロの運転手も実は法律で厳しい規定があります。
運転手を採用後、下記の流れで研修を行うことになります。
・運転記録証明書の取得
・適性診断の受診
・座学(10時間以上)
・実技(20時間以上)
・見きわめ
・選任
教官による見きわめ後に貸切バス運転手としてデビューしますが、狭い道やスキーなど雪道を伴う用途はさらに経験を積んでから乗務を行う会社がほとんどです。
また、大型バスの運転にはある程度適正もありますので、場合によっては研修のみで実際の乗務デビューはできない場合もあります。
このような流れを経て運転を行って居ますので、安全管理を厳格に行う運行バス会社には日雇い(バイト)の運転手も居ないということになります。
レンタルバス(レンタカー)はマイクロバスまでならOK
レンタカー屋さんでたまに目にする「レンタルバス」の貸し出し。
運転手なしのレンタカーはマイクロバスまでのサイズが許可されており、中型免許のある方なら運転することができます。
レンタルできるサイズは下記のように定められています。
・乗車定員が29名以下
・総重量が8トン未満
・車両重量が5トン未満
・全長7メートル未満
中型バスや大型バスは運転手付きの貸切バスに限られていますので、貸切バスとしてのご用命をお願いします。
貸切バスの見積もり・予約はお任せください
貸切バスの見積もり・予約は全国対応の弊社にお任せください。
レンタカーと利便性の比較を行っていただきながら、用途や人数などに合わせて貸切バスをお選びいただくことも可能です。
日にち・人数・行程がある程度お決まりでしたら概算の見積もりをしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。