貸切バス車内は禁煙?喫煙?
貸切バスご利用にあたって、最新のタバコ事情を分かりやすくご案内いまします!
目次
貸切バス車内は原則禁煙となります
お客様から「タバコが吸える貸切バスを予約したい」というお問い合わせをいただくことがあります。
特にゴルフ接待や視察など、男性の参加者が多い用途でご要望が多いようです。
しかし…
貸切バス車内は原則禁煙でのご乗車をお願いしております。
2018年7月に改正された改正健康増進法において、受動喫煙についても厳しくなり、さまざまな場所で原則禁煙となりました。
飲食店でも喫煙スペースを設けるなど配慮が求められる時代です。
バスについては下記のような法令となっています。
厚生労働省 公共交通機関の受動喫煙防止対策取組み状況について
路線バス・高速バス→禁煙
貸切バス→契約者(団体)の判断にゆだねる
車内での喫煙は法令で違法…とはならない状況ですが、次にご利用のお客様からにおいが残っているとクレームになる、などの理由から運行バス会社として禁煙と定めているケースがほとんどです。
また、ひと昔前の貸切バスには座席にこんな灰皿が付いていましたが…
最近の貸切バスには灰皿の設置がなく、設備的にも喫煙を想定されていない状況です。
電子タバコもご遠慮ください
貸切バスの車内では紙タバコに加えて電子タバコもご遠慮いただいております。
皆さまのご協力をお願いいたします。
改正健康増進法とは?
健康増進法は2018年7月に改正され、2020年4月1日より全面施行となりました。
「望まない受動喫煙防止」が目的として新たに加わり、屋内での喫煙は原則禁止、違反が見つかった場合は罰則もあります。
多くの人数が乗車する貸切バスも禁煙が望ましいという判断になっています。
新幹線・飛行機なども禁煙となります
新幹線や飛行機をはじめ、不特定多数の人が利用する公共交通機関は車内禁煙となっています。
新幹線の車両は全車禁煙とされた上でデッキ部分に喫煙スペースが設けられた他、従来は喫煙車と禁煙車に車両単位で分けていた特急列車も全車禁煙となりました。
愛煙家のお客様へのご対応
タバコを好まないお客様にはご好評をいただく一方で、愛煙家のお客様からは過ごしにくくなった、肩身が狭いなどとお叱りをいただくこともあります。
昨今の流れとはいえ、なるべく皆さまに気持ちよくご利用いただける環境作りも大切と考えております。
貸切バス専門の旅行会社として、例えばSAや道の駅への立ち寄り回数を増やす、昼食場所は喫煙可能なところを選ぶ、旅館やホテルは喫煙ルームを選ぶなど、お客様のご要望に合わせたご提案もいたしております。
貸切バスの予約だけでなく、貸切バス旅行の企画も承っておりますのでまずはお気軽にご相談ください。