貸切バス旅行を企画する際、気になる食物アレルギーの対応…
団体で人数が多い場合、細やかな配慮が必要な参加者様もいらっしゃいます。
今回は宿泊施設の主な対応と弊社のサポート体制についてまとめてみました!
目次
食物アレルギーとは
食物が原因で蕁麻疹・湿疹・下痢・咳などの症状が起こることを食物アレルギーと言います。
体調により症状が出る軽度のものから、皮膚に付着したり吸い込んだりしただけで発症する重度のものまであり、意識障害や血圧低下などにより最悪の場合、死に至ることもあります。
貸切バス旅行で大人数が集まる場合、事前に参加者へヒアリングをした上で、原因となる食物を除去するなどの対応が必要となります。
アレルギー特定原材料7品目
・卵
・牛乳
・小麦
・そば
・かに
・えび
・落花生
上記7つの食物は特にアレルギーを発症する方が多い、または発症した際に重篤な症状となることが多いことから注意が必要となります。
宿泊施設の主な対応
宿泊施設は可能な限りで対応を行う施設から、アレルギー特定原材料7品目を除去した一律メニューの提供を行う施設、食物アレルギー対応を一切行わない施設まであり、それぞれに事情や考え方の違いがあります。
貸切バス旅行を企画する際、事前にお申し出いただきましたらアレルギー対応が可能な施設をご提案することが可能です。
ただし、アレルギー対応が可能な施設も宿泊の7〜3日前には詳細の申告が必要な施設がほとんどとなります。
ご不便をおかけしますが、お客様のご協力をお願いします。
パターン1 事前の申し出によりできる範囲で対応
事前にアレルギー食材を申し出ておくことで、できる範囲での対応となります。
他のメニューと同一の厨房で調理するため、微量のアレルギー食材が混入する可能性があり、完全なアレルギー対応とはなりません。
パターン2 低アレルゲンメニューの提供で対応
大手のホテルチェーンで最近増えているのがアレルギー特定原材料7品目を除去した低アレルゲンメニューでの対応です。
一度に大人数の食事を提供する大手ホテルでは個別の対応が難しく、一律の低アレルゲンメニューのみ対応というケースもあります。
パターン3 食物アレルギー対応不可
ビュッフェ形式の食事を提供している宿泊施設では、一般的に個別のアレルギー対応が不可となります。
また、宿泊施設のポリシーにより、一切の食物アレルギー対応を行っていない場合があります。
旅行会社としての対応
弊社は貸切バス旅行に参加される全てのお客様へ、安心・快適なサービスをご提供できるように努力しております。
ランチの会場や宿泊施設などと連携を取り、個別のアレルギー対応をできる範囲で行ってまいります。
また、旅行に添乗員が同行する際は長年の経験を活かして、バス車内でお弁当をお配りする場合は袋の色を変えるなど、ミスが起きないよう徹底しております。
アレルギー対応 ヒアリングシート
アレルギー対応 ヒアリングシートに記入頂き、ランチの会場や宿泊施設などと連携してお客様をサポートさせていただきます。
食物アレルギー対応 よくある質問
・珍しい食材のアレルギーがあるため、食べ物を持参できないでしょうか
施設により可能ですので、事前にご相談ください。
・出汁も不可のため、除去をお願いしたいです
和食にかかせない昆布や鰹出汁などは一般的に除去対応ができません。
・アレルギー食材を除去すると品数が減りますか?
施設により品数が減る場合と他の食材で代用して品数が減らない場合があります。
・アレルギー対応には別途料金がかかりますか?
基本的に別途料金はかかりませんが、施設や除去食材の内容等によりかかる場合があります。
貸切バス旅行の企画はお任せください
貸切バス旅行はランチをはじめ、旅館やホテルでの食事が楽しみの一つでもあります。
食物アレルギーをお持ちの参加者様への対応も、経験豊富な弊社にお任せください。
専属のスタッフがご要望をお伺いし、最適なご提案をさせていただきます。